出会った当時のあなたの年齢と夫(妻)の年齢

私が42歳、妻が35歳

出会いのきっかけ

私は株式上場企業の総務部で課長職を務めています。
総務部は、取締役会の事務局を務めていますので、取締役会を臨時に開催するときなどは慌てて社内の取締役や、非常勤の社外取締役に連絡をとり、日程調整をして、すみやかに開催できるように段取りをします。

そのような仕事をしているなかで、非常勤の取締役の方から私の仕事ぶりを評価していただいたのかもしれないのですが、たまに銀座の寿司屋などで食事をご馳走していただくようになりました。
そして会話が弾んで来るうちに、取締役から「キミは40歳を過ぎて独身だが、結婚しないのかね?」と尋ねられました。

私は当時付き合っている女性がいませんでしたので、いま探しているところですと答えると、取締役が「じゃあ今度いい人を紹介しよう」と言ってくださり、本当にその2週間後に同じ寿司屋で、彼女を紹介してくれたのです。
それが出会いのきっかけでした。

どうやってアプローチした(された)?

寿司屋の和室で初めて会いました。
初対面のときは、会社の取締役が中央に座って、その隣に彼女がうつむきかげんに座っていました。
私は取締役とテーブルをはさんで向かい側に座っていました。

はじめから最後まで、取締役がひとりで上機嫌で喋り続けていました。
私は相槌をうち、彼女はうつむきかげんに時折寿司を食べていました。

取締役はすでに75歳の年齢の方で、アメリカの会社で長年役員として活躍してこられて、成功された方でした。
その取締役が、健康のためにと始めたのがマラソンです。
ところが高齢なものですから、頻繁に足をくじいてしまったり、怪我をしてしまいます。

そのたびに通院している整形外科医のクリニックに看護師として勤務しているのが、彼女とのことでした。
私は、彼女とメールアドレスを交換して、次は2人で食事をしましょうと約束をして別れました。
その翌週、さっそく私は彼女に連絡をして、イタリアンの店に誘いました。

前回は取締役がひとりで喋っていましたので、そのときが初対面のようなものです。
それでも、話をしているうちにお互い歴史物が好きだとか、旅行が好きといったように趣味が似通っていることに気がつき、意外と気が合うかもしれないと思うようになりました。

そして、それからも私から積極的に食事に誘いました。

告白はどんな感じでした(された)?

彼女と知り合って4回目の食事のときに、彼女に「私たち、付き合ってみませんか」と告白しました。
告白するなら、これ以上タイミングを伸ばすわけにはいかないと思ったからです。
彼女も、いつになったら告白するのかという表情でいました。

付き合った感想

彼女も35歳という年齢ですので、お互い自然体で付き合うことができました。
格別、背伸びをする必要はありませんでした。
食事をする場所を選ぶにしても、デートする場所を選ぶにしても、旅行先を選ぶにしても嫌なものは嫌ですし、好きなものは好きとはっきり言ってきましたし、私もはっきりと言っていました。

その間合いが、お互いちょうどいいと思ったのかもしれません。
付き合い始めて10か月くらい経過すると、この女となら結婚しても上手くいくかもしれないなと思うようになりました。

彼女の性格はさばさばとしていて、割り切りが良いので、言い争いをしてもすぐケロッとしてしまいます。
看護師という職業からくる気持ちの切り替えのうまさがあるのかもしれません。

私はそんな彼女を気に入ってしまい、付き合い始めてちょうど1年後に彼女にプロポーズしました。
彼女も、快く返事をしてくれました。

印象に残っているエピソード(最も嬉しかったこと)

2人で初めて泊りがけの旅行に行ったときの彼女の振る舞いが印象的だったのですが、部屋に入ったとたん仕切り始めたのです。
些細な事ですが、ここに荷物を置いてとか、お茶を飲みましょうとか、なぜか部屋に入った途端仕切り始めました。
よくわからないのですが、それが面白かったです。

そして、仮に彼女と家庭を持ったら、日常がこのような感じになるのかなと思いました。
急に生活感を感じることができて、自分としては得るものがあったと思いました。

いままで付き合ってきた女性のなかには、生活感を感じさせなかったり、日常的なことになると頓珍漢な振る舞いをする女性もいたので、彼女となら安心ではないかとそのとき感じられました。

それも、結婚したいと思うようになったきっかけかもしれません。

付き合うときの注意点

私の場合は、会社の取締役からの紹介で妻と知り合い、交際を始めましたので、ある程度は途中経過を取締役に報告していました。
仮に結婚することになれば、当然、仲人を取締役にお願いすることになりますし、逆に彼女と関係がうまくいかず別れることになっても、途中経過を随時報告していれば、私と取締役との仕事上の関係がギクシャクすることはないと思ったためです。

また、会社の取締役からの紹介ですから、彼女に対して上から目線的な態度や言動はしないように努めていました。
もともと私は他人に対して上から目線的な言動はしていませんが、なおさら彼女に対しては気を使いました。
何か彼女に不愉快な思いをさせてしまい、彼女から取締役へ苦情を寄せられたら、私の会社での立場にも支障が出てしまうからです。

ちなみに、私はマッチドットコムを利用しました。
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