出会った当時のあなたの年齢と夫(妻)の年齢

私が41歳、妻が37歳

出会いのきっかけ

私の自宅は東京都内の都心部にあるのですが、土曜日や日曜日といった休日は、近所の大手喫茶店チェーンで朝食をとる習慣がありました。
当時、私は離婚して1年ほどたっていて独身でしたので自宅で何かを作るよりは、気軽に喫茶店に行って軽食とコーヒーを注文したほうが気が楽だったからです。

それに、都心の休日の喫茶店内は空席が多くて、静かに過ごすことができるのです。
私はいつも休日の午前中は、喫茶店で朝食をとり、そのあとゆっくりと新聞を読んで過ごしていました。
その喫茶店で店員として働いていたのが、いまの妻でした。

妻は、私がその喫茶店に通うようになって半年くらい経過してその店で働きはじめました。
はじめは、仕事を覚えるだけで大変だったらしく黙々と働いていましたが、私は常連客なので私の顔を覚えてくれるようになったのです。
それが出会いのきっかけでした。

どうやってアプローチした(された)?

最初は、客と店員という関係でレジで少し雑談をする程度で、私はそれ以上の関心を彼女に対しては持っていませんでした。
なぜなら、なんとなく雰囲気として暗さというか、陰を感じたからです。
ですから、レジに立つ彼女に対しては、客と店員という関係以上の意識を持つことはありませんでした。

しかし、毎週週末になると顔を合わせているうちに、彼女のほうから遠慮気味に「ご自宅で朝食作ってくれる人はいないんですか?」と尋ねてきたのです。

いきなりストレートな質問をしてくるんだなと思いましたが、お互い外見を見て、それなりの大人の年齢だというのは気づいていますから、私は「独身だから、一人寂しく喫茶店通いなんですよ」と笑いながら、答えました。
それからも、彼女の方から顔を合わせるたびに「一人じゃ寂しいですよね」などと言葉をかけてくるので、これは恋だな、と思ったのです。

告白はどんな感じでした(された)?

喫茶店でだんだん親しく会話をするようになり、LINEやメールでやりとりをするようになりました。
そして、私の方から食事に誘っていろいろ話をしました。

私は離婚の経験があるんですよと話すと、彼女が驚いたように反応し、実は自分もバツイチなんですよと言ってきました。
そこで、お互いさらに会話が弾んで、私の方から「お付き合いしてくれませんか」と告白したのです。

付き合った感想

私は40歳を過ぎていましたし、彼女も30代後半でお互いバツイチでしたから、ゆったりした落ち着いた大人の交際でした。
若いころは、相手を求めたいときはガツガツした振る舞っていましたが、このときは、お互いを尊重して抑制した付き合い方をしていました。

お互いバツイチでしたから、もう二度と傷つきたくないし、お互いに相手を傷つけたくないという気持ちも持っていました。
彼女は、いつも一歩私を立ててくれるような態度をとってくれましたし、私も彼女に対しては常に譲るような気持ちを持っていました。

お互いバツイチだったためか、お互いがお互いを尊重していました。
とても良い交際だったと思います。気持ちに無理をしない交際というのを初めて経験したような気がします。

印象に残っているエピソード(最も嬉しかったこと)

交際し始めてから6ヶ月くらい経過して、一緒に生活しないかと私から提案しました。
二度と失敗しないためにも、まずは一緒に生活してみて、価値観が合うか否かとか、金銭感覚があうか否かとか、波長があうのか否かなど確認したほうが良いと思ったのです。

もちろん、そんな考えは言葉にはしません。ただ「まず一緒に生活してみないか」と言ったのです。
すると、彼女はクスッと笑って「そうね」と言ってくれました。

たぶん、私の意図を見抜いたんだと思います。
そして、彼女も私と同じ考え方だったのだと思います。

だから彼女は笑ったのだと思っています。
その考え方が一致したことが嬉しくて、おそらくこのまま二人の関係はうまくいくだろうと思いました。
そして、そのとおりに関係は推移し、いまは夫婦となっています。

付き合うときの注意点

一度離婚を経験していると、人によっては、恋愛について臆病になっている場合がありますし、逆に、早く次の相手を見つけて新しい家庭を築きたいと思う人もいると思います。

私の場合は、私も彼女も離婚の経験があり、結婚というのは法律上は契約なのだということを思い知っていました。
だから、結婚は大変なことなのだと認識していました。

ですから、交際当初は結婚の「け」の字も出さずに、ただ落ち着いた恋愛をするように心がけていました。
その方が良いと思います。

そして付き合い始めたら、お互いのいろいろな価値観やお互いの相性を確認することを優先したほうが良いと思います。
そのうえで、まずは一緒に生活をしてみて、本当に長い年月夫婦生活をおくることができるのかどうかを見極めたうえで、結婚するのが良いと思います。

ちなみに、私はマッチドットコムを利用しました。
真剣に出会いを探している異性とたくさん出会えます!