付き合っていた当時のあなたの年齢と彼氏(彼女)の年齢
私が23歳で彼女が30歳でした。
出会いのきっかけ
7年前の23歳の頃、当時行きつけだった郡山駅前のBar OKUMURAでとある金曜日、マスターと話しながら少し飲みすぎてそのまま客席で寝てしまった日のことでした。
店内は6人ほどの客席しかなくあまりお客が来ないためマスターと仲が良かった私は、閉店と同時にマスターに家まで送ってもらう気でいました。
閉店1時間前、すっかり居眠りしてしまっていた私の肩にフワッとカーディガンが乗ったのです。
そのことに気付いたのはカーディガンについた甘い香水のような香りに目が覚めた時でした。
カーディガンに気付きパッと隣りに目をやると、スラッした細身の黒髮ロングが似合う女性が静かにワインを飲んでいました。
すぐさま彼女にお礼をいうと、彼女がニコっと微笑み返してくれたのです。
どうやってアプローチした(された)?
彼女はワインを飲みながら初対面の私の顔をまじまじと見て、「酔っ払っちゃったんだね、大丈夫?」と優しく話しかけてくれました。
私はその美しい凜とした表情と妙な色っぽさに一瞬にして彼女に対して好意を持ちました。
それはただの女性としての好意を少し超えた感じの恋愛感情のようでした。
彼女は私の肩に手を乗せて、「もう一軒付き合ってくれない?」と誘ってきました。睡魔や体力的にも限界だったはずの私でしたが、何故かその瞬間彼女についていきたい衝動にかられました。
そのままBarを後にすると秋の寒い夜風に吹かれ私がくしゃみをしました。
すると、彼女がハンカチをそっと渡してくれ寒いだろうからと手を握ってきました。
積極的な彼女からのアプローチにどんどん魅了されていきました。
告白はどんな感じでした(された)?
2人で二次会をすることになり、次のBarでカウンターに並んで座ると、同じカクテルを2人で飲み終えた時に彼女が私の顔を見て真剣な顔つきで「私達付き合わない?」と告白されました。
付き合った感想
今までレズビアンと付き合った経験のない私でしたが、何故か彼女といる時はドキドキしたりトキメキを感じました。
彼女の部屋でのデータが多かったのですが、広いマンションに住むお金持ちの彼女の部屋にいるとまるで自分まで富裕層の人間になった気持ちになりました。
彼女は性格も穏やかで時に情熱的な愛情表現をしてくるので、その女性的な彼女の姿にいつからか守ってあげたい!と7つも下な私ですが強く思うようになったのです。
彼女の料理は全て美味しく本気でこの人が奥さんだったら幸せな毎日が送れるだろうと思うようになりました。
それからは彼女の希望や願望があれば、お金がかからないことであればすべて叶えてあげるようにしました。
彼女の可愛らしく美しい笑顔を見るのが何よりの楽しみだったからです。
印象に残っているエピソード(最も嬉しかったこと)
いつも彼女の自宅でデートの私達でしたが、付き合って半年以上が経ち夏になった時、彼女が急に水族館に行きたいと言い出しました。
普段は人目につかない場所や時間を好む彼女でしたが、その日はまさかの真昼間にしかも夏休みでかなり混んでいるであろう水族館へ行きたい!と言うので、驚きました。
大好きな彼女の願いだったので二つ返事で茨城県にある大洗のアクアワールドへ朝から車で向かいました。
水族館に着くと彼女はとても嬉しそうに私の腕に飛びつき絡ませて歩きました。
本当の男女のカップルのように手を恋人繋ぎしたり、イルカショーを見ながら肩に頭を乗せてきたり抱きついたりと、普段の彼女からは考えられないほど大胆な行動で…その日を境に本物のカップルなんだな!と強く思えた出来事でした。
付き合うときの注意点
やはりレズビアンという関係はなかなか周りに理解してもらえないので、堂々と街中を手繋ぎや腕組みして歩くのはやめておいた方がいいです。
心ない若者からのからかいや暴言で何度か彼女も私も傷つきました。
そんな辛い思いをするなら2人だけの空間と時間を作り思う存分ラブラブなひと時を過ごした方が何倍も幸せです。
あとは知人に彼女のことを話す際は、本当に自分にとって理解のある信頼できる関係性の人にしか言わない方がいいです。
軽はずみにあまり仲良くない知り合いにまでレズビアンであることをカミングアウトすると、面白がって彼女の写真やどのような営みをしてるのか?とか彼女に会わせてほしい!などと本当に面白半分でからかわれて不快な思いをすることになります。
ちなみに、私はマッチドットコムを利用しました。
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